ストーリー

夏。

空には入道雲、時よりセミの声が聞こえる、

とてもとても暑い日。

総合体育館で男子バスケットボールの県大会が行われていた。

歓声の鳴り響く。

「止めろ!止めろ!」

「「セトアサト」を止めろーーー!!」

止められない。

端正な顔立ちをした「セトアサト」と呼ばれた男性は、

何人ものディフェンスをかいくぐり、シュートを決める。

大歓声が沸き起こる。

試合終了の笛が鳴り、セトアサトに笑顔で駆け寄る仲間達。

セトアサトも笑顔で答えた。

 

その姿を一人、見入っている少女がいた。

 

”セトアサト・・・。”

 

ここから、一人の少女、

仲野梨真(なかのりま)の物語が始まったーーー。

 

 学校

 

お話まとめ

 

 

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